書評ブログ

『定年前に夫婦で始める月商300万円のスモールビジネス』

定年後に再雇用で会社に残ることを選ばず、インターネットを使ってスモールビジネスを始めた夫婦のノウハウをまとめた本があります。

 

 

本日紹介するのは、情報システム会社の勤務から転職を経て、37年間、IT業界に身を置いた後に、定年退職して夫婦でネットビジネスを立ち上げた大川幸宏さん・奈奈さん夫妻が書いた、こちらの書籍です。

 

 

大川幸宏・大川奈奈『定年前に夫婦で始める月商300万円のスモールビジネス』(マネジメント社)

 

 

この本は、「ヤフオクやアマゾン、フェイスブックを使いこなせば、稼げる方法はいくらでもある」と述べる著者が、大事な退職金には手をつけず、元手0円で始めるインターネットビジネスを説明しているものです。

 

 

インターネットを駆使することによって、今の時代は「海外との越境ECも可能で、そして確実に稼げます」と著者は言います。

 

 

 

本書は以下の8部構成から成っています。

 

 

1.あなたの不要品(ゴミ)は宝物になる

 

2.売れるものはこうして見つける

 

3.再販性のある宝物の集め方

 

4.こうすれば儲かる宝物の売り方

 

 

5.インターネット上にお店をつくろう

 

6.奥さまは最高の秘書

 

7.eコマースは空前の右肩上がり市場

 

8.O to O の実践~夢の実現へ~

 

 

本書の冒頭で著者は、「インターネットを使った断捨離」、つまり不要品をヤフオクで販売することを勧めています。

 

 

このビジネスは、仕入0円、粗利100%、在庫リスクゼロという、究極のビジネスモデルだ、と本書では述べています。確かに資金0円で始められるスモールビジネスです。

 

 

また、非売品は最高の宝物になり、その日にその場所でしか手に入らない限定品などは高値が付くことになるのです。

 

 

そして、このスモールビジネスのコツとして、「再販性のある宝物」の集め方を本書では解説していて、それは「目利きの効く得意分野の物」を集めることだと言います。

 

 

さらにこの本では、ヤフオクやアマゾンで売る場合の具体的な手順や進め方が解説されていて、誰でも取り組む気になるように書かれています。

 

 

続けて、ネットショップの作り方、オリジナル商品の販売、クラウドファンディング、そして夫婦でスモールビジネスをやっていくメリットについて、分かりやすく解説しています。

 

 

eコマース右肩上がりのビジネスで、東京オリンピックが開催される2020年には20兆円市場になる、と予想されています。

 

 

そして、このeコマースのビジネスを伸ばしていく手段が、ソーシャルコマースという「口コミ」や「コミュニケーション」で物を売っていく手法です。

 

 

本書の最後の方に出てくる「アンソリステッド・プロポーザル(Unsolisited Proposal)」という提案書の雛形は、興味深く、初めて知りました。

 

 

あなたも本書を読んで、定年後に夫婦で始めるスモールビジネスについて、研究してみませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を

 

 

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