『捨てられる銀行2 非産運用』

2017.09.12 (火)

森信親・金融庁長官が推進する地域金融大変革の第2弾メッセージである「資産運用の大改革」を分かりやすく解説した本があります。

 

 

本日紹介するのは、共同通信社経済部記者で、流通、証券、大手銀行、金融庁などを担当してきた橋本卓典さんが書いた、こちらの書籍です。

 

 

橋本卓典『捨てられる銀行2 非産運用』(講談社現代新書)

 

 

この本は、著者の橋本卓典さんが、森金融庁の金融行政の大変革を描いた前著『捨てられる銀行』(講談社現代新書)続編・第2弾の書です。前著はこちら。

 

 

このブログでも2016年6月16日付ブログ記事書評を掲載していて、こちらのリンクから読めます。

 

『捨てられる銀行』とは?

 

今回の第2弾の書は、森金融庁長官が進める「資産運用」の改革について、一般にはあまり理解されていない、改革の本質について、金融庁はもとより、金融機関、関連業界、投資家への取材をベースに、「顧客本位」という価値観を軸に資産運用を考える、という視点で書かれています。

 

 

 

本書は以下の8部構成から成っています。

 

 

1.「売られるあなた」

 

2.動き出した資産運用改革

 

3.ニッポンのヒサンな資産運用

 

4.フィーデュシャリー・デューティーとは何か

 

 

5.年金制度の変化と資産運用改革

 

6.改革の挑戦者から何を学ぶか

 

7.「売られないあなた」になるために

 

8.おわりに

 

 

この20年間、米国3.1倍、英国2.2倍以上に増えている家計金融資産が、日本では1.47倍にしかなっていない、と金融庁の調査で明らかになっています。

 

 

これではまともな資産運用であるとは言えず、「資産運用に非ず」と、「悲惨ですらある」をかけて、この本のタイトルを「非産運用」とした、と著者は述べています。

 

 

森金融庁長官が就任して、2015年9月に公表された「金融行政方針」で、「企業・経済の持続的成長と安定的な資産形成」最重要テーマとして掲げられました。

 

 

この2大目標が達成されなければ、金融機関の健全性を磨いたところで、長期的な金融機関の健全性にはつながらない、という金融庁史上初めての方針転換が行われた、と本書では解説されています。

 

 

そして、金融庁が乗り出した資産運用改革のキーワード「フィデューシャリー・デューティー(Fiduciary Duty)」です。かつては、「受託者責任」と訳されてきましたが、金融庁は敢えて、「真に顧客本位の業務運営」と定義を見直しています。

 

 

この本では、こうした金融庁の基本的な資産運用改革の考え方を、いかに現実の金融機関の業務運営の中で実現すべきかを豊富な取材により、明らかにしていきます。

 

 

そして、本書の最後に、30年後の資産運用のために、その道の達人たちを取材して著者が得た共通の心構えとして、以下の6つを紹介しています。

 

 

1.手数料の相対的な安さ

 

2.税制優遇制度の活用

 

3.商品、サービスが初心者にも分かりやすいか

 

4.変化に対応し、長期運用できる商品か

 

5.為替リスクに対応できているか

 

6.運用会社、販売会社からフィデューシャリー・デューティーを感じられるか

 

 

あなたも本書を読んで、顧客本位という価値観を軸とした資産運用や金融機関のあり方について考えてみませんか。

 

 

 

私、大杉潤は、「まちの本屋」再生プロジェクトとして、クラウドファンディングにより、読書交流会トークショー・イベントを開催しています。

 

 

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では、今日もハッピーな1日を

 

 

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