『新・魔法のコンパス』

2019.06.08 (土)

新しいテクノロジー新しい文化に対応できるように、「新しいルール」「普遍的なルール」を示し、「時代の歩き方」を提言している本があります。

 

 

本日紹介するのは、「キングコング」を結成してお笑い芸人として活躍したのち、絵本作家として活動を始め、現在は国内最大の会員数を誇るオンラインサロンを運営して、様々な発信をしている西野亮廣さんが書いた、こちらの書籍です。

 

 

西野亮廣『新・魔法のコンパス』(角川文庫)

 

 

この本は、夢を追いかける人間に対して、挑戦を続け、責任を持って夢を叶えるように励ますために書かれた書です。

 

 

 

本書は以下の6部構成から成っています。

 

 

1.はじめに

 

2.お金

 

3.広告

 

 

4.特別付録

 

5.ファン

 

6.夢を追いかけているキミへ

 

 

 

この本の冒頭で著者は、挑戦を続けるためには「お金の問題」を解き続けなければなりません。

 

 

そしてお金は、他者に提供した労働の対価ではなく、他者に提供した『価値』の対価です。

 

 

またお金を稼ぐ、というのは、「誰かから富を奪う」ということではなく、「みんなの富をふやす」ことに繋がります。それは、自分の「希少価値」を上げることでもあります。

 

 

希少価値というのは、教育改革実践家藤原和博さんが提唱しているもので、まず専門分野で1万時間を使って100人に1人の存在になります。

 

 

そして、別の分野で1万時間を使って100人に1人の存在になり、2つを掛け合わせることで、1万人に1人の存在になります。

 

 

さらに、もう一つ組み合わせると、100万人に1人の存在で、これは同世代に一人という希少性で、オリンピックのメダリスト級の存在だそうです。

 

 

これを藤原和博さんは「信用(クレジット)の三角形」と呼んでいます。なるべく関連のない、遠い3つの点(専門性)を組み合わせ、三角形の面積を大きくするほど、希少性は増し、収入は増える、と提唱しています。

 

 

藤原さんの場合は、①リクルート時代の営業力、②同じくプレゼン力、③杉並中学校の校長としての教育力3つを組み合わせて、100万人に1人の「希少性」を獲得しました。

 

 

著者の西野亮廣さんは、まさにそれを実践していて、①お笑い芸人、②絵本作家、③オンラインサロンの運営3つを組み合わせて尖った存在になりました。

 

 

こうした最初の本業とは関係ない別の仕事にチャレンジし始めると、必ず周囲からバッシングがある、と著者は言います。

 

 

「お笑い芸人のくせに絵本なんか書きやがって」という声です。

 

 

 

さらに、本書では「お金」から「広告」、「ファン」へと話が展開していきます。この中で著者が放つメッセージは強烈で、私がとくに印象に残り、共感できるものを以下に挙げておきます。

 

 

◆ 本業を収入源にするな

 

◆ 誰も見たことのないエンターテイメントを作りたい

 

◆ 本の印税はすべて広告費に使う

 

◆ メインの収入減を別に用意する

 

◆ 働き方には、①専業、②副業、③複業の3種類がある

 

 

◆ 挑戦が上手くいっていないなら、努力不足ではなくシステムエラー

 

◆ 広告は「ニュースになること」

 

◆ SNS時代は、お客さんの発信力を使おう

 

◆ 人は「相談される」と気持ちがいい

 

◆ 悩みを共有することで、人が「集まる」

 

 

◆ クリエーターとオーディエンスの間にいるセカンドクリエーターを巻き込む

 

◆ お客さんの「1日」をコーディネートする

 

◆ 人は「確認作業」でしか動かない

 

◆ 広告は積極的に「ネタバレ」させていこう

 

◆ 集客とは、お客さんの「不安」を取り除く作業

 

 

◆ 「満足度」-「期待度」=「リピート度」

 

◆ コンテンツも人も、突き抜けるには「鎖国空間」が必要

 

◆ 選ばれる理由は「人」

 

◆ 自分をブランド化して「ファン」を作ろう

 

◆ 「ファン」とは理念や姿勢に「共感」してくれる人

 

 

◆ 現代社会では「情報」は商品になりにくい

 

◆ お客さんを惹きつけるのは「魅力的な物語(ストーリー)」

 

◆ 「負け」のない物語は売り物にならない

 

◆ 人の満足度の正体は「伸び率」

 

◆ 報酬の手前で「ストレス」がかかることで、ファンが生まれる

 

 

◆ モチベーションとは「良い結果」がもたらす産物

 

◆ バッシングは積極的に拡散しよう

 

◆ ブルーオーシャンである時間を延ばす

 

◆ 風が吹けばヨットは進む(「向かい風」でも進むが「無風」はだめ、という「ヨット理論」)

 

◆ 夢を追いかける人には「責任」がある

 

 

 

これらの中で、「本の印税をすべて広告費につぎ込む」という点だけは私の「考え方」と異なります。

 

 

著者は、本の印税で生きている「作家」と、自社のサービスを書いた本の印税を宣伝費に回して自社のサービスのお客さんを増やしている「ノベルティー作家」がいる、と述べています。

 

 

そして現代では、「本業=メイン収入」としている「作家」はかなり分が悪いということです。本を読まなくなり、本が売れない時代には、広告宣伝費をかけた「ノベルティー作家」が書いた本の方が売れやすいという理屈です。

 

 

要は、本が売れているわけではなく、別の本業の売上・利益を原資にして「買い取っている」のに近いということです。

 

 

 

ここは私にも拘りがあり、少なくとも本当にいい本は、本当にいい100冊の本をバックにして産み出されているので、「本の中味」で売れて、印税がメイン収入になる世界が、ビジネス書でもあるのではないかと思い、これから人生をかけて挑戦していきます。

 

 

 

あなたも本書を読んで、人生を豊かにする選択肢として、新しい「時代の歩き方」を学んでみませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を!

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