『生産性-マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの』

2016.12.25 (日)

米系コンサルティングファームのマッキンゼー・アンド・カンパニー組織と人材に求め続けるものである「生産性」について、現在の「働き方改革」での議論も踏まえて、詳細に書かれた本があります。

 

 

本日紹介するのは、元マッキンゼー日本支社・人材育成マネジャーで、現在はキャリア形成コンサルタント伊賀泰代さんが書いた、こちらの新刊書籍です。

 

 

伊賀泰代『生産性-マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの』(ダイヤモンド社)

 

 

この本では、日本企業と米国企業で、優秀な人材に求める資質や育成法の違いとして、「リーダーシップ」と「生産性」の二つを挙げているうち、とくに「生産性」について述べています。

 

 

また、本書の中で著者は、日本と米国の組織を比べた時に、リーダーシップと生産性以外には、その人材力や組織力を左右する決定的な要因は何もない、と指摘しています。

 

 

 

本書は以下の11部構成から成っています。

 

 

1.軽視される「生産性」

 

2.生産性向上のための四つのアプローチ

 

3.ビジネスイノベーションに不可欠な生産性の意識

 

4.量から質の評価へ

 

5.トップパフォーマーの潜在力を引き出す

 

6.人材を諦めない組織へ

 

 

7.管理職の使命はチームの生産性向上

 

8.業務の生産性向上に直結する研修

 

9.マッキンゼー流 資料の作り方

 

10.マッキンゼー流 会議の進め方

 

11.マクロな視点から

 

 

本書ではまず、生産性を上げるための二つの方法「成果を上げる」と「投入資源量を減らす」に対して、さらにそれぞれを達成する手段として、「改善(インプルーブメント)」と「革新(イノベーション)」という二つのアプローチを組み合わせ、四つの方法に分類しています。

 

 

マキンゼーでは、今年の投入資源を分母今年の成果を分子にした「今年の生産性」を、「去年の生産性」で割り、「生産性の変化率」を出します。

 

 

今年の評価は、この「生産性の変化率」で行うのが、マッキンゼーのやり方ということです。

 

 

また本書では、マッキンゼーにおける「トップパフォーマーを育てる3つの方法」を以下の通り、紹介しています。

 

 

1.ストレッチゴールを与える

 

2.比較対象を変える

 

3.圧倒的なライバルの姿を見せる

 

 

さらに本書の後半では、マッキンゼーの組織の特徴である、人を諦めないチームとしての生産性向上業務の生産性向上に直結する研修資料の作り方会議の進め方について、具体的に紹介されています。

 

 

詳しくは敢えて書きませんので、興味ある方はぜひ、本書を手に取ってお読みください。

 

 

本書の最後には、締め括りとして、著者のマッキンゼー同期入社である安宅和人さんが書いた『イシューからはじめよ』(英治出版)を紹介しています。

 

 

この本を採り上げることによって、それは、「何が問題なのか」という、起点の正しい理解が、何よりも重要だということです、と著者は説明しています。

 

 

本書の結論として著者は、人口減少はチャンスである、そして、「働き方改革」の最大の目的は、「生産性を上げること」である、と述べています。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を

 

 

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