書評ブログ

『老後貧困から身を守る』には?

今や我が国人口の4人に1人が65歳以上という超高齢社会です。さらに高齢者の3人に1人が認知症とその予備軍とも言われています。

 

 

そうしたなかで、「あなたの老後の日々の生活は幸せだと確信できますか?」と問いかけている書があります。

 

 

本日紹介するのは、司法書士細沢祐樹さんが「成年後見人」という判断力が不十分なお年寄りに関わる仕事を通してたくさんの「老後」を見てきた経験から書いた、こちらの書です。

 

 

細沢祐樹『老後貧困から身を守る』(講談社)

 

 

この本は、老後にお金がなく貧困に陥る「老後貧困」の問題について、その数が相当数にのぼることを鑑みて、現代社会において、高齢者のお金があちこちから狙われている現実をまず指摘しています。

 

 

とくに高齢者が認知症になった場合などは、極めて危険な状態にされされることから、それを守る仕組みとして、「成年後見人制度」を紹介しています。

 

 

これは、介護保険制度と同時にできた制度で、認知症、知的障害、精神障害などで判断能力が十分でない人が不利益を被らないよう、家庭裁判所が決めた「成年後見人」によって保護され、支援してもらえる制度です。

 

 

また、元気なうちに準備しておける「任意後見契約」という備えの制度もあり、認知症になってからでは自分の望む生活も財産も守れないということから、安心感を得られる制度です。

 

 

 

本書は以下の6部構成から成っています。

 

 

1.はじめに

 

2.元気なうちに老い支度を!

 

3.高齢者を守る安心のしくみ

 

4.親や親戚が認知症に!

 

5.成年後見人として関わった人生と幸せな老後への道

 

6.おわりに-幸せな老後は手に入れられるものです

 

 

その他、巻末にはコラム資料が付属として付いています。

 

 

本書では以下のような「成年後見人制度」「任意後見契約」に対する疑問や心配をクリアにして、安心な老後をへの道を進んで行けるように書かれています。

 

 

◆ 後見人はすべての人がつけたほうがいい?

 

◆ 契約しておくと本当に安心?

 

◆ 費用が高そう

 

◆ お金がなくてもつけたほうがいい?

 

◆ どんなタイミングで考えるべき?

 

◆ 後見人による横領が心配

 

◆ 認知症でなくても支援してもらえる?

 

 

あなたも本書を読むことで、以上のような疑問をクリアにして、安心な老後への道を歩んで行きませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を

 

 

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