『蓮舫VS小池百合子、どうしてこんなに差がついた?』

2017.03.13 (月)

ネットメディアの影響により、こんなにも差がついてしまった蓮舫と小池百合子という、ふたりの女性政治家を採り上げて分析した本があります。

 

 

本日紹介するのは、読売新聞記者を経て、ネットの言論サイト『アゴラ』の編集長である新田哲史さんが書いた、こちらの書籍です。

 

 

新田哲史『蓮舫VS小池百合子、どうしてこんなに差がついた?-初の女性首相候補、ネット世論で分かれた明暗』(ワニブックスPLUS新書)

 

 

この本は、初の女性首相候補について、ネット世論で分かれた明暗について、事実を時系列で紹介しながら分析している書です。

 

 

 

本書は以下の4部構成から成っています。

 

 

1.蓮舫の二重国籍疑惑はどう浮上したのか

 

2.なぜ蓮舫はネットに敗れたのか

 

3.ネット時代も進化した小池百合子のマーケティング

 

4.ネットが未来の首相を決める2020年代

 

 

本書の冒頭で著者は、「政治家もマスコミも大企業も無視できなくなったネット世論の現場で、一体何が起きているのか、しっかりとお伝えしたい。」と述べています。

 

 

蓮舫氏の二重国籍問題を指摘したネット言論メディア『アゴラ』は、東京都知事選の結果を見ると、大きな影響力を持つに至ったことが分かります。

 

 

鳥越俊太郎氏がインタビューで「ネットは裏社会」と評する一方、対照的に小池百合子氏が、メディア環境の変化をしっかり踏まえて、マスコミ世論とネット世論のシナジーを効かせた戦い方で完勝したのです。

 

 

『アゴラ』のアクセス数は、2015年秋時点の月間PVが350万から、都知事選終盤では980万PVに増加、ヤフーニュース転載分を含めると3000万PVにもなった、とうことです。

 

 

その後のアメリカ大統領選で、大手メディアの世論調査や予測を覆してトランプ氏が勝利したことも併せ、本書では、「世論ゲームのルールが変わった」と著者は言います。

 

 

蓮舫氏の台湾と日本との二重国籍疑惑については、通産省出身の八幡和郎氏がフランス留学、やパリ勤務も経験する「グローバル人材」として、多民族国家の政治状況をつぶさに見て、政治家の国籍問題に関心を持っていたところから、辿り着くことになりました。

 

 

そして、2016年8月29日の『アゴラ』にエントリーされた「蓮舫まさかの二重国籍疑惑」という勝負記事が大きな反響を呼びました。

 

 

最終的には、台湾官報に台湾国籍を離脱した掲載が無いという決定的証拠によって、蓮舫氏は9月13日の記者会見において二重国籍(日本国籍を取得しながら台湾国籍も残存)の事実を認める記者会見を開くことになります。

 

 

 

一方、都知事選を圧勝した小池百合子氏ネット世論に対する戦略はどうだったのかについては、本書の後半で解説されています。

 

 

都知事選では、増田寛也氏「公共事業で借金倍増1兆円の過去」と題した記事を、渡瀬裕哉氏が投稿したのを皮切りに、スマートフォンニュースキュレーションサイトにおいて、小池支持の世論の流れが作られていきました。

 

 

事務所の家賃が安いという小池事務所への疑惑についても、ただちに反論、世論の印象としては、小池陣営追い落としのための策略という印象が残る結果となりました。

 

 

これまでの選挙や閣僚としての経験でも、小池氏はPRがうまく、ネット時代となった現在もその変化にうまく対応している、と本書では評価しています。

 

 

本書の最後では、海外に立ち遅れている日本のネットメディアも、ようやく言論サイトの時代が到来し、著者が編集長を務める「アゴラ」は月間1000万PVのアクセスを集めるまでに成長したことを紹介しています。

 

 

あなたも本書を読んで、ネットメディアの分析力や、新たな世論のゲームルールについて、学んでみませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を

 

 

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