『ラクして速いが一番すごい』

2018.04.06 (金)

世界的な外資系コンサルティング会社600社以上のコンサルティングを行い、5万人を超えるリストラと、6000人以上の優秀なリーダー・幹部の選抜という、「人の目利き」を行ってきたコンサルタントが書いた、1秒でも早く仕事を終わらせるコツに関する本があります。

 

 

本日紹介するのは、人事・戦略コンサルタントで、HRストラテジー代表、日本人材マネジメント協会執行役員松本利明さんが書いた、こちらの新刊書籍です。

 

 

松本利明『ラクして速いが一番すごい』(ダイヤモンド社)

 

 

この本は、「ラクに速く仕事をするほうが、結果が出て、さらに人生の選択肢も増える」という考え方のもと、涼しい顔でサクサク仕事を進めるためのコツを記したものです。

 

 

 

本書は以下の5部構成から成っています。

 

 

1.一発で決める

 

2.スパッと割り切る

 

3.抱え込まない

 

4.組織の「壁」を利用する

 

5.自分で「できる」ようになる

 

 

 

この本の冒頭で著者は、「ラクをする」とは、「手抜きをする」「適当にする」ということではない、と述べています。

 

 

それは、力の「入れ所」と「抜き所」を押さえ、ムダな仕事を減らすことです。そして、「速く」とは、1秒でも早く仕事を終わらせること、と説明しています。

 

 

つまり、「ムダな努力」を排除しようということで、「ムダな努力」以下の5パターンに分類できるそうです。

 

 

1.一生懸命がんばるけれども、やり直しが多い

 

2.すべてに全力投球で、疲れ果てる

 

3.責任感を持ちすぎて、仕事を抱えすぎる

 

4.根回しに労力と時間をかけすぎ、疲弊する

 

5.上司の指示通りにやるが、結果が伴わない

 

 

 

本書では、以上の5つの「ムダな努力」を排除するためのコツを、それぞれの章ごとに、「現場ですぐできて、結果が出る具体的ノウハウ」として整理して提示しています。

 

 

いつも力が入り、ガチガチだと余裕もなくなり、楽しめない、と著者は言います。この本で「これは役立ちそうだ」と思ったものをすぐに実行すれば、抜群の成果、自由な時間、人生の多様な選択肢を手に入れることができる、と著者の松本さんは約束しています。

 

 

 

本書では、5つの構成計56の具体的ノウハウが書かれていますが、私がとくに重要なポイントだと感銘を受けたのは以下のノウハウです。

 

 

◆ 長い打合せより、短い打合せを多く行う

 

◆ 自分の価値観より会社の価値観

 

◆ エクセルデータの確認は2ステップで

 

◆ パワポは1シート、1メッセージ

 

◆ 文章は目で追うより声に出して音読

 

 

◆ 「やりたい仕事」より「勝てる仕事」

 

◆ 仕事は「緊急度」より「成果が出る」を優先

 

◆ 一生懸命やるより、先にしっかりゴールを描く

 

◆ 仕事の依頼時は、「作業」より「作戦」を伝える

 

◆ 「形容詞・動詞」より、「名詞・数字」をどんどん使う

 

 

◆ 整理整頓の前に、9割捨てる

 

◆ 打合せはメモより、ホワイトボードにまとめる

 

◆ そのまま伝えるより、「欲」に訴えかけて動かす

 

◆ できる人から「型」と「実績」をいただく

 

◆ 同業ではなく、異業種の成功法則をパクる

 

 

 

また、実力より先に、「できる人」という認知を作ることが大事だと、本書では説明しています。そのための「立ち居振る舞い」として以下の6点を紹介しています。確かにその通りで、いずれもできる人に共通している点です。

 

 

1.真っ先に発言する

 

2.姿勢を正し、ハッキリとした声を出す

 

3.お辞儀が一番深く、長い

 

4.リアクションが速い

 

5.朝に強い

 

6.哲学と世界史を学ぶ

 

 

 

もうひとつ、「仕事の教わり方」のコツ、すなわち、「効率的な指導のされ方」があり、「SL理論(=状況対応型リーダーシップ)」と呼ばれるもので、次のようなステップで対応を変えていきます。

 

 

◆ 初めてやるとき ⇒ 1つひとつ確認しながら進める

 

◆ 少し慣れたとき ⇒ 「念のため」と発して、ポイントを確認する

 

◆ ある程度できるようになったが、少し不安があるとき ⇒ ポイントなのでと言って、途中で成果物を見てもらう

 

◆ 「もう大丈夫」という自信と実績がある時 ⇒ 後はまかせてください、で大丈夫

 

 

この「SL理論」は、IBMで全社員が研修を受けて企業文化として定着した、と言われているものです。

 

 

 

この本は、生産性を上げるのは、自分の作業時間よりも、上司、関係部署、取引先といった他者とのやり取りの中で「ムダな努力」を排除することが大切だと分かりやすく解説している点で、ぜひお薦めしたい一冊です。

 

 

仕事を1秒でも早く完結させるノウハウが具体的に示されていて、すぐに成果につながるケースも多いでしょう。

 

 

あなたも本書を読んで、「ラクして速く」仕事を終わらせるノウハウを学んでみませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を

 

 

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