『幸福寿命 ホルモンと腸内細菌が導く100年人生』

2018.03.17 (土)

「幸せを感じていられる期間」「幸福寿命」と定義して、これをできる限り延ばすことこそが万人の偽りない願いだ、と提唱している本があります。

 

 

本日紹介するのは、慶応義塾大学医学部内科学教授伊藤裕さんが書いた、こちらの書籍です。

 

 

伊藤裕『幸福寿命 ホルモンと腸内細菌が導く100年人生』(朝日新書)

 

 

この本は、「死ぬまでずっと幸せでいたい」という究極の願いをかなえる方法を教えてもらえる書です。

 

 

 

本書は以下の9部構成から成っています。

 

 

1.100年人生時代と幸福寿命

 

2.「幸福」のトップダウン方式

 

3.「幸福」は「あいだ」にある

 

4.「あいだ」をうめるホルモン力

 

5.「幸福」をつくるホルモンたち

 

6.「幸福」のための腸!いい話

 

7.「幸福」は時間の流れである-スウィートメモリー

 

8.幸福人生へのナビゲーション

 

9.奇跡のリンゴ: 「腐る」と「枯れる」のちがい

 

 

 

この本の冒頭で著者は、「平均寿命」(=生命寿命)「健康寿命」に加えて、「幸福寿命」という新たな考え方を提示しています。

 

 

「幸福寿命」とは、「幸せを感じていられる期間」と著者の伊藤さんは定義しています。人生100年時代を迎え、私たちは改めて「幸福」とは何かを考える時に来ている、ということが背景にあります。

 

 

そして、「幸福」とは追い求めるものではなく、創造するもの、築くもの、と本書では述べていて、超高齢社会の現代においては、生き抜くために「幸福の智恵」が必要、つまり幸福になるしかない、ということです。

 

 

 

また、イギリスの心理学者であるダニエル・ネトルが著書『Happiness : The Science Behind Your Smile』(『目からウロコの幸福学』山岡万里子訳/オープンナレッジ)にて述べている「地位財」「非地位財」という、「幸福」の分類を、本書では以下の通り紹介しています。

 

 

◆ 地位財: 所得、社会的地位、物的財

 

◆ 非地位財: 健康、自主性、社会への帰属意識、良質な環境、自由、愛情

 

 

前者は、周囲との比較により満足を得るもので「悪い幸福」、後者は、他人との比較とは関係なく幸せが得られるもの「良い幸福」として扱われます。

 

 

そして、前者の「地位財」よりも、後者の「非地位財」の方が持続性も高いのです。

 

 

 

次に著者は、「幸福」は「あいだ」に存在する、という考え方を説明しています。それは「時空の間」、「過去と未来の間」、「自己と他者の間」、「臓器と臓器の間」、「臓器と腸内細菌の間」などです。

 

 

そして、「幸せ」が「あいだ」にあることは、医学的には「ホルモン」によって裏付けられる、と著者は解説しています。

 

 

人生の「あいだ」をうまくつなげてくれる、そして、自然に「幸せ」な気持ちを私たちにもたらしてくれるものが、著者の伊藤さんが専門にしている「ホルモン」ということです。

 

 

 

この本の中盤以降では、「ホルモン」が私たちの「幸福」をもたらす、様々な役割、機能が紹介されています。主なポイントは次の通りです。

 

 

◆ ホルモンの本来の働きは「細胞」を「興奮」させること

 

◆ ホルモンが作り出す「興奮」によって「ワクワク感」が生み出される

 

◆ ホルモンは「体」と「心」の健全な状態を同時的に達成させることができる

 

◆ 細胞同士が助け合って一つの体を創るために「情報」やり取りする、つなぐのがホルモン

 

 

 

そして「ホルモンの使命」として、以下の4つの具体的作用を挙げています。

 

 

1.妊娠・分娩・出産・育児をスムーズに行わせる(生殖)

 

2.食べ物を確保して、子どもをつくれる健常な体をつくる

 

3.食べたものを消化吸収して、生きていくための燃料をつくる(エネルギー代謝)

 

4.成長して子どもをつくるまでの「時間」、さらに子どもを育てるための「時間」を稼ぐために、常に体の調子を一定の幅に整える(「ブレナイ]体をつくる)

 

 

 

さらに、「元気」をくれるホルモンなど「幸福」をくれるホルモンやその他の働きについて、次のようなポイントについて著者は解説しています。詳細はぜひ、本書を手に取ってお読みください。

 

◆ ミトコンドリア

◆ ATP

◆ グレリン

◆ 「幸福」のグー

 

◆ ナトリウム利尿ペプチド

◆ インターロイキン

◆ ドーパミン

◆ コルチゾール

 

◆ アドレナリン、ノルアドレナリン

◆ セロトニン

◆ オキシトシン

◆ エストロゲン

 

 

 

この本の最後には、「腸内細菌」について、その働きや、「百寿者の腸内細菌」の紹介がなされています。

 

 

さらに、遺伝子と幸福AI(人工知能)と幸福についても考察されています。

 

 

あなたも本書を読んで、ホルモンや腸内細菌の働きが密接に関連している「幸福寿命」について、学んでみませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を

 

 

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