独自の教育法でモチベーションを高め、在宅で３億円稼ぐ主婦の成功法則を公開した書があります。
本日紹介するのは、早稲田大学理工学部を卒業後、大手予備校数学講師を経験し、完全成功報酬型のインターネットビジネスで大成功した蝶野舞さんが書いた、こちらの本です。
蝶野舞『子育て･在宅で３億稼ぐ主婦の成功法則』（幻冬舎）
この本は、「あなたを縛っている “ 見えない鎖 ” を断ち切ろう」と呼び掛け、資格なし、コネなし、資金なしから始める「成功の１００倍返し」を提唱している書です。
人気TVドラマの『半沢直樹』で主人公が述べた、「倍返し」、そして最終回での「１００倍返し」をもじって著者が説明していますが、以下のように法則としています。
気持ちでも、労働でも、贈り物でも、人は誰しも自分が他人に何かしてあげると、そのことを１０倍に感じるそうです。
けれども、自分が他人にしてもらったことは、１０分の１にしか感じません。つまり、人は「他人が自分にしてくれたこと」に対して、「自分が他人にしてあげたこと」は１００倍に感じるというわけです。
逆に言うと、「自分が他人にしてあげた」ことに対して、「他人が自分にしてくれたこと」は、１００分の１にしか感じない、ということでもあります。
したがって、個人のケンカも、国家同士の戦争も、原因は「１００倍の感情格差」にある、というのが本書の冒頭で著者が述べている法則です。
これを読んだとき、私は「ここまで格差があるなら仕方ない」と納得すると同時に、あまりの格差に驚きました。
それほど、自分と他人の感じ方にはギャップがあり、コミュニケーションを取ってお互いに理解し合うというのは難しいことなのだと納得しました。
本書は以下の６部構成から成っています。
１．「成功１００倍返し！」の奥義
２．ビジネスに必要なことはヒーローたちが教えてくれた
３．見えない鎖に縛られた人は、一生ザコキャラで終わる
４．お金をザクザク稼ぐのはカッコ悪い？
５．１００倍返しの成功法則を実践する１５のルール
６．「私にもできる！」と信じよう
本書を読み進めていくと、著者の蝶野舞さんのメンターである母親の強烈なキャラクターや教育法に驚かされます。
孫正義さんの父親の言葉を思い出すのですが、両社に共通しているのは、小さい頃から子供に向かって「お前は特別な存在だ」と言い続けていることです。
「必ず大物になる。」、「世界を変える特別な存在である。」と、たった一人の片方の親が言い続けることで、本人の潜在意識には、「自分は必ず成功する」という確信が刷り込まれるためでしょう。
イチローやタイガーウッズなど、世界トップクラスのアスリートが確信を持って結果を出しているのも、「誰よりも練習を繰り返してきたので結果が出ないはずがない、負けるはずがない」という確信が潜在意識に刷り込まれているのも原理でしょう。
本書の核心を成しているのは、上記構成４番目の「１００倍返しの成功法則を実践する１５のルール」で、以下に紹介しておきます。
１．ほめるな危険
２．頑張らなくていい
３．いいわけ無用
４．必死モート発動
５．あなたのためなら
６．わくわくモード
７．一日一善
８．時間貧乏から脱却
９．一点集中の技
１０．自覚と行動
１１．情報の「どこでもドア」化
１２．分類と断捨離
１３．踊らされない
１４．ハッピースパイラル
１５．運命は勇者に微笑む
個々の成功法則の詳細についてはぜひ、本書をお読みください。
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では、今日もハッピーな１日を
