『心が動く伝え方』

2018.11.04 (日)

「何かを強いて動かすのではなく、伝えた相手が動きたくなる。つい自分から動いてしまう。」という伝え方について、教えてくれる本があります。

 

 

本日紹介するのは、ソニー、ペイン・アンド・カンパニー、ウォルト・ディズニー、AOLを経てライブドア創業アップル米国本社マーケティング担当だった前刀禎明さんが書いた、こちらの書籍です。

 

 

前刀禎明『心が動く伝え方』(KADOKAWA)

 

 

この本は、「共感・想像・自発のプロセスで人は動く」ことを示し、伝えることの本質を説いている書です。

 

 

 

本書は以下の6部構成から成っています。

 

 

1.ロジカルなだけではもう伝わらない

 

2.感動が伝われば人は動き出す

 

3.伝え方にはポイントがある

 

4.シチュエーションで変わる伝え方のコツ

 

5.自分らしいスタイルで伝える

 

6.前刀式 伝わるプレゼンの作り方

 

 

 

この本の冒頭で著者は、2004年、日本における i Pod mini のマーケティング戦略を立案した時の事例を紹介しています。

 

 

i Pod miniに対する共感を広げるために、実物大の i Pod miniプラスチックカードを何百枚も貼り付けた巨大ポスターを渋谷駅と銀座駅に貼り出し、自由に持ち去れるようにしました。

 

 

さらに、セレクトショップバーニーズ・ニューヨークと組んで、 i Pod miniを持ったマネキンのショーウィンドウ・ディスプレイも作りました。

 

 

その結果、 i Pod mini日本での発売日になった2004年7月24日には、銀座のアップルストアにオープン前から1000人を超える長蛇の列ができ、並んだ人達は、 i Pod miniに共感していたのはもちろん、 i Pod miniを買ったらどのように使うかという想像をすでにしていた、と著者は説明しています。

 

 

強い共感と豊かな想像を生むように i Pod miniのことを伝えた結果、購入という自発につなげられたと、著者は言います。

 

 

 

次に本書では、「伝える力」の源泉は、「自分を信じること」、つまり、自分の考えに自信を持つことだ、と述べています。

 

 

自分の価値、自分だけの強み「スイートスポット」を再認識する、すなわち自分自身を徹底的に見直すのです。

 

 

 

人に何かを伝えるときにベースとなるのは、自分の経験や体感で、スティーブ・ジョブズのプレゼンが人の心を動かすのは、自らの「確信の深さ」なのです。

 

 

新製品の発表のたびに、スティーブは「史上最高の〇〇〇」と説明しますが、それは一切の妥協なく、最高の製品を作り出したと心の底から信じているからです。

 

 

考え抜き、心身を削るほどにベストを尽くして完成した史上最高の製品。これを使えば、人々のライフスタイルを必ずよりいいものにすることができる、心の底からそう思って話していたからこそ、彼の話は多くの人の共感を呼んだのではないでしょうか。

 

 

 

続けて著者は、「人が自発的に動くとき、鍵になるのは感動、エモーションが動くこと」と述べています。

 

 

感動したことがない人は、人を感動させられない。つまり、「感動する心」が「伝える力」につながるのです。

 

 

 

そのほかこの本では、「心が動く伝え方」として、以下のようなポイントを提示しています。

 

 

◆ 人に伝わるのは、自分が本当に信じていること

 

◆ 伝えたいことを「ひとつ」に絞り込む

 

◆ 「わかる」があって初めて「感動」が生まれる

 

◆ 話は100%伝わらない、だから何回も繰り返す

 

◆ 「自分が得意なこと」にフォーカスして組み立てる

 

◆ セルフイノベーションでクオリティを高め続ける

 

 

 

本書の最後には、以下の通り、「前刀式 伝わるプレゼンの作り方」が紹介されています。

 

 

1.プレゼンは3つのレイヤー(①キーメッセージ、②キーワード、③サポーティングマテリアル)で構想する

 

2.プレゼンで伝えたい「キーメッセージ」を考える

 

3.理由となる「キーワード」を設定する

 

4.キーワードの順番を考える

 

5.キーワードに説明文をつける

 

 

6.キーワードにサポーティングマテリアルをつける(共感と想像を促す、エモーションを動かす)

 

7.サポーティングマテリアルは、写真・グラフ・図・動画・テキスト・その他(音のみなど)

 

8.レビューする(プレゼンの練習・リハーサル、声を出す)

 

9.プレゼンテーションは、自分の言葉とスタイルで行う

 

 

 

あなたも本書を読んで、「心が動く伝え方」について学んでみませんか。

 

 

 

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