書評ブログ

『人生を変える勇気』とは?

135万部を超えるベストセラー『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)の著者・岸見一郎さんが書いた、アドラー心理学に関する最新刊書籍が出版されました。

 

 

本日紹介するのは、アドラー心理学の研究で著名な岸見一郎さんが書いた、こちらの本です。

 

 

岸見一郎『人生を変える勇気』(中公新書ラクレ)

 

 

この本は、(1)自分を好きになる勇気、(2)青年の悩み、(3)壮年の悩み・老年の悩みの3部に分けて、あなたの悩みに、アドラー心理学の視点で回答していく、という構成で作られています。

 

 

それぞれの悩みに対して、アドラーの教えの実践的な使い方を伝授してくれる本と言い換えることができます。

 

 

本書は3部構成の中で、次の10項目に整理して、悩みとその解決法についての回答が記されています。

 

 

1.自分へのクヨクヨ

 

2.友人とのモヤモヤ

 

3.人間関係のムカムカ

 

4.勉強、就活のグズグズ

 

5.職場のイライラ

 

 

6.恋愛のウジウジ

 

7.結婚のピリピリ

 

8.育児のドタバタ

 

9.家族のイザコザ

 

10.老いのオロオロ

 

 

アドラー「すべての悩みは対人関係の悩みである」と言っています。またアドラーは、神経症も心の問題ではなく、対人関係の問題だと考えます。

 

 

その対人関係についても、これまでどうであったかではなく、これからの対人関係の改善に努める、ということを提案しています。

 

 

過去や他人のせいにしないことは、カウンセリングを受ける人にとってはずいぶんと厳しいことになります。今起こっていることの責任を、自分が引き受けるということになるからです。

 

 

それでもアドラーの教えは、「これからどうするか」に焦点を絞っていきます。それは原因を探しても意味がなく、自分で課題に向けた改善をしなくなってしまうからです。

 

 

悩みに関する質問は全部で88にのぼりますが、一つひとつが誰でも行きあたる課題になっていて惹きつけられます。

 

 

またその回答は明快で、アドラー心理学の考え方がよく理解できます。世の中でよく起こっている出来事に関する悩みなので、本書を読むことでずぐに実践的に活かせる内容です。

 

 

あなたも本書を読んで、アドラー心理学の視点を学び、様々な課題に向き合ってみませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を

 

 

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