『人生二毛作社会を創る』

2019.07.27 (土)

高齢者の労働力としての市場化活性化を提言し、知識・経験といった短時間で得ることができない熟成の味をどう生かすかがポイントだと指摘している本があります。

 

 

 

本日紹介するのは、東京大学法学部を卒業し、通商産業省に入省、同省産業人材政策室長、日立キャピタル事業開発グループ長、大阪大学特任教授等を経て、経済産業省大臣官房参事官、経済産業研究所コンサルティングフェロー守本憲弘さん、および、早稲田大学法学部を卒業、リクルートを経て株式会社クオリティ・オブ・ライフを設立して代表を務める原正紀さんが書いた、こちらの書籍です。

 

 

守本憲弘・原正紀『人生二毛作社会を創る-企業ミドルの生き方改革による長寿社会の再構築』(同友館)

 

 

この本は、高齢者がこれまで培ってきた経験・スキル・ノウハウ・技術などを、別の分野で活用することを「人生二毛作」と呼び、そうすることで世界に類を見ない高齢化のモデル社会を築くことを提言している書です。

 

 

 

本書は以下の5部構成から成っています。

 

 

1.人生二毛作社会への展望

 

2.高齢者雇用延長の見通し

 

3.出でよニモラー達

 

4.何故できない二毛作

 

5.人生二毛作への処方箋

 

 

 

この本の冒頭で著者は、「人生二毛作社会」は、夢やユートピアではなく、既に始まりつつある現実である、と述べています。

 

 

 

具体的には、以下のような環境作りの方策などが出てきています。

 

 

◆ 雇用延長モデルの難しさ

 

◆ 定年制の機能低下

 

◆ エイジフリー社会への移行

 

◆ 二毛作人(ニモラー)の出現

 

 

 

◆ 第二創業時代を迎える中小企業

 

◆ 脱皮をめざす日本農業

 

◆ 最大の成長産業:ヘルスケア

 

◆ 知識社会における教育

 

 

 

この本では、人生100年時代となった現在、人生後半の戦略を作る際に、指針として活用できる考え方が提示され、個人個人はもちろんのこと、超高齢社会を迎えた日本全体としても取り組むべき課題を明らかにしているという意味で画期的です。

 

 

 

また本書の最後には、人生二毛作社会への処方箋として、次の5点が示されています。

 

 

1.社会の枠組み変化(生涯現役の増加による健康社会の拡大と財政の健全化)

 

2.企業ミドルの気づきと行動(ニモラー達の挑戦)

 

3.人材育成に対する企業の取り組み

 

4.企業による「卒業」の支援

 

5.政府の役割

 

 

 

またこの本の随所で、興味深いテーマにて「コラム」が掲載されています。

 

 

若者雇用の先行き、高齢者の義務教育、「気づき」の効果、ポスト工業化社会の人材育成、経営大学院の活用について、などです。

 

 

 

あなたも本書を読んで、「人生二毛作社会」の構築について考えてみませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を!

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