『百寿者の健康の秘密がわかった 人生100年の習慣』

2018.02.08 (木)

「氾濫する情報に惑わされず、人生100年を豊かに生きるカギは、健康長寿のセンテナリアンの中にあった」と提唱している本があります。

 

 

本日紹介するのは、NHKスペシャル取材班が書いた、こちらの新刊書籍です。

 

 

NHKスペシャル取材班『百寿者の健康の秘密がわかった 人生100年の習慣』(講談社)

 

 

この本は、2016年10月29日放送のNHKスペシャル『あなたもなれる “ 健康長寿 ” 徹底解明 100歳の世界』書籍化したものです。

 

 

この本には、世界中を駆けめぐり、各国のセンテナリアン、世界屈指の長寿者たちを取材して集めた情報老年医学の最前線の研究について、番組の中で紹介しきれなかった健康長寿のヒントがちりばめられています。

 

 

 

本書は以下の6部構成から成っています。

 

 

1.健康長寿を手にするカギ 老化の原因「慢性炎症」とは何か

 

2.老化を防ぐ「食事」 長寿食で腸内フローラが変わる

 

3.老化を防ぐ「運動」 「微小循環」が認知症や介護リスクを下げる

 

4.寿命は遺伝か環境か 双子の研究で証明された環境の影響

 

5.老化を防ぐ「心の持ちよう」 「健康長寿は気から」を最新科学が証明

 

6.脳の幸福力「老年的超越」 脳が80歳からポジティブになる

 

 

 

この本の冒頭では、「健康でなければ楽しくない」「健康と長寿は両立しない」という、多くの人が持つ固定観念が覆される場面に、取材中に何度も出会った、と記されています。

 

 

つまり、100歳を超えても、元気に仕事に励み、スポーツや趣味を楽しんでいる「健康と長寿の両立」を実現している人たちに、日本のみならず、世界各地で出会うことができた、と著者は述べています。

 

 

医学をはじめとした研究の世界では、100歳以上の高齢者を、「世紀(センチュリー)を生き抜いた人」という意味で「センテナリアン」(110歳を超えると「スーパーセンテナリアン」)と呼び、彼ら彼女らの肉体に潜む、健康長寿のカギを探ろうと、日々刻々と研究が進められています。

 

 

センテナリアンは、かつては研究対象のサンプル数が少なかったのですが、今や日本国内だけで6万人以上世界で45万人にも上ります。

 

 

そして、世界最前線の老年医学で続々と、老後の質を変える画期的発見が出てきています。

 

 

 

本書では、世界各地の取材や研究者へのインタビューを通じて、次のような画期的な研究成果や驚くべき事実を紹介しています。

 

 

◆ 慢性炎症のレベルが低い人ほど寿命が長い

 

◆ 老化に伴って慢性炎症が促進される「インフラメイジング」は細胞の老化による「ゴミ」除去の不全から起こる

 

◆ ブルーゾーンと呼ばれる世界の長寿地域がある(米カリフォルニア州、中米コスタリカ、伊サルデーニャ島、日本・沖縄)

 

◆ 慢性炎症を抑えるカギは食事(ローズマリーなどハーブ地中海食、日本食、中国の豆類・穀物)

 

◆ 毛細血管の血流を良くする「微小循環」は細胞のゴミを回収し、長寿に密接に関連

 

◆ 使命や生きがいによる運動が、微小循環を通じて老化を防止

 

 

◆ センテナリアンに無病はいないが、糖尿病は少ない

 

◆ ポジティブな感情や生きがいを感じることは長寿につながる

 

◆ デンマークで10万組の双子を追跡調査した大プロジェクトでは、寿命は遺伝要因25%、環境要因75%

 

◆ 世界の平均寿命は毎年3カ月ずつ延びている(毎日6時間ずつ寿命が延びている)

 

◆ 長生きの人ほど寝たきりの期間は短い

 

 

 

以上の詳細については、この本を手に取ってお読みください。その他、とくに印象に残ったこととして、105歳で亡くなる直前まで、医師として生涯現役で活躍した日野原重明先生が推薦する、次の言葉があります。マルティン・フーバーという哲学者の言葉だそうです。

 

 

「新しいことを創める思いがある限り、人はいつまでも若くいることができる。」

 

 

この言葉によって生かされてきたと、日野原さんは述べ、私のゴールは「プロダクティブ・エイジング(=生涯現役)」に尽きる、と語り、その通り実践されました。

 

 

 

また、取材したセンテナリアン全員に、「100年という長い人生の中で、いつがいちばん幸せでしたか?」という問いに対して、全員が以下の通り、同じ答えだったそうです。

 

 

「今がいちばん幸せ。」

 

 

 

それは、世界的にみられる特徴で、80歳を超えると起こる「老年的超越」と呼ばれる心理変化のためだそうです。

 

 

◆ お金や物への欲求が消えていき、その代わりに人への感謝の気持ちが大きくなる

 

◆ これまで見栄や外見を気にしていたのに、自分をよく見せようとする「こだわり」がなくなる

 

◆ 昔はおしゃべりが大好きだったのに、ひとりでいても孤独を感じなくなる

 

◆ 家族を亡くしたり、体が弱ったりしといったつらい現実を前にしても、「あるがまま」にポジティブに受け入れられる

 

◆ 昔の出来事を、まるで今、起きているかのように感じられるようになる

 

◆ 先祖とのつながりを強く感じるようになる、死ぬのも怖くなくなる

 

 

こうした「老年的超越」は、80歳から90歳にかけて顕著になっていくと言われていて、おそらく90歳以降、100歳を超えても続くのでしょう。

 

 

高齢者の心理を研究している大阪大学権藤恭之介准教授は、調査により、老年的超越が強まるにつれ、「幸福度」も上昇する、と述べています。

 

 

また、米南カリフォルニア大学マラ・マザー教授は、認知神経科学の観点から、「人生の死期が近づき、残された時間が限られている」と脳が認識することにより、自然とポジティブなものに感情を寄せていく、と述べています。

 

 

 

この本の最後に、センテナリアンに対するインタビューで聞いた、「人生の中で大切にしてきた考え方や、生きる指針はありますか。」という質問に対する、次の答えに心を打たれた、と著者は言います。

 

 

「自分が自分のボスであること」

 

 

自分のことは自分で決める、というごく単純なことですが、これがなかなかできないものです。私の目指す言葉で言えば、それは「自分が主役の人生」ということです。

 

 

あなたも本書を読んで、「人生100年の習慣」を学んでみませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を

 

 

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