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『週刊東洋経済 2019年7/20号 人生100年時代の稼ぐ力』

「副業・資格取得で定年後も長く働こう」というコンセプトで、人生100年時代の稼ぐ力について書いた、雑誌特集があります。

 

 

本日紹介するのは、『週刊東洋経済 2019年7/20号』(東洋経済新報社)による、こちらの特集記事です。

 

 

『週刊東洋経済 2019年7/20号 人生100年時代の稼ぐ力』(東洋経済新報社)

 

 

この特集記事は、大企業45歳以上を対象にしたリストラ(人員削減)「老後2000万円不足」問題など、将来への収入に対する不安が増すばかりの現在、副業や資格などにより、長く稼ぎ続ける方法を身につけるための事例やノウハウをまとめたものです。

 

 

 

本特集は以下の3部構成から成っています。

 

 

1.副業編

 

2.資格&学び直し編

 

3.実践編

 

 

 

この特集の冒頭では、「稼ぐ力」を鍛える副業&学び直しについて、各種の調査・統計データの紹介と、定年後の働き方について、著書による発信などを行っている楠木新さん、大江英樹さんに「人生100年時代に働くコツ」インタビューしています。

 

 

 

次に「副業編」において、ココナラビザスクなど副業マッチングサイトが伸びてきたことが取り上げられています。

 

 

最近では、みずほFGカゴメなど、大手企業の副業解禁の動きが加速してきており、今後は都市-地方間の副業マッチングも伸びていくと予測されています。

 

 

さらに、「会社員の “ 隠れ副業家 ” 座談会」と題して、副業に関する本音が語られ、会社の依存度を下げる情報発信に注意するなどの心得を披露しています。

 

 

続いて、副業ルーキーのための法律と税金の基本や、特別対談「堀江貴文 × 成毛眞」も掲載され、興味深く読めます。

 

 

 

次に「資格&学び直し編」では、様々な資格取得に関する情報が整理されています。

 

 

また、転機をつくる「学び直し」の場として、以下の3つが紹介され、それぞれのメリット・デメリットがよく分かります。

 

 

◆ 大学の社会人講座

 

◆ イベント・勉強会

 

◆ オンラインサロン

 

 

 

最後に「実践編」として、「60代からでも食える仕事&食えない仕事」として、「顧客の忠誠対象が個人か組織か」という軸と、「テクノロジー進化&グローバル化への強さ」という軸によって分類できる以下の4象限の仕事を分類・整理して提示しています。

 

 

1.死ぬまで仕事がある最強職種: 医師、弁護士、コンサルタントイなど

 

2.年齢に関係なく働ける安定職種: 司法書士など士業、研究者、デザイナーなど

 

3.年齢でカットされ、じり貧で買いたたかれる職種: 外回り営業、記者・編集者、看護士、公務員など

 

4.テクノロジー&外国人代替されやすい脆弱職種: 内勤事務職、介護福祉士、会計士、組立工など

 

 

 

そして、「人生100年時代のキャリアの選び方」として、6人の事例(英会話コーチ、人事総務プロデューサー、キャリアコンサルタント、中小企業コンサル、大学非常勤講師、保育補助)が紹介されています。

 

 

 

最後に、「100万人に1人の強み」を生む「次世代型キャリア」のススメとして、複数の職業で同時に働く「パラレルキャリア」の考え方が解説されていて、参考になります。

 

 

 

あなたも本特集を読んで、「人生100年時代の稼ぐ力」について、考えてみませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を!