書評ブログ

『人は死ぬまで結婚できる 晩婚時代の幸せのつかみ方』

「いまの時代、結婚しなくても幸せになれる。でも、人はいつでも結婚できるし、それによってより豊かに幸せになれる」と述べている本があります。

 

 

本日紹介するのは、一橋大学法学部卒業後、ファーストリテイリングに入社するがわずか1年で退社し、編集プロダクション勤務を経て、2002年よりフリーライターとして活動している大宮冬洋さんが書いた、こちらの書籍です。

 

 

大宮冬洋『人は死ぬまで結婚できる 晩婚時代の幸せのつかみ方』(講談社+α 新書)

 

 

この本は、「もう遅い。自分は一生独身だ」とあきらめなかった晩婚さんは、どうやって結婚をつかんだのか。その晩婚を幸せなものにするために、どのような工夫をしているのか、取材と考察を重ねてきた成果をまとめたものです。

 

 

 

本書は以下の8部構成から成っています。

 

 

1.なかなか結婚しない人の5つの理由

 

2.自分が変わるー独身を満喫したからこそ、家庭が楽しい

 

3.相手選びが変わるー「気持ち」と「条件」の合う相手

 

4.夫婦関係が変わるー余裕がある者どうしの暮らし

 

5.晩婚にたちはだかる壁

 

6.いまから始める大人の婚活

 

7.大人の婚活実践術

 

8.人はいつでも結婚できる

 

 

 

この本の冒頭で著者は、晩婚さんがなぜ若いうちに結婚しなかったのかを聞いたところ、大きく分けて以下の5つの理由がある、と述べています。

 

 

◆ 仕事や収入が安定しない

 

◆ 結婚の優先順位がそもそも低い

 

◆ 家庭の事情がある

 

◆ 脳内で思い描いた「理想の相手」に固執する

 

◆ 不誠実な相手と長く付き合い続けた

 

 

 

続いて、晩婚によって幸せな結婚生活を手に入れた夫婦を取材することにより、著者の大宮さんは、次のような共通点となる原則を見出したそうです。

 

 

◆ 「適齢期」は自分で決める

 

◆ 「弾む会話」より「居心地のよさ」

 

◆ 気持ちと条件、両方を大事にする

 

◆ 支え合うけど依存はしない

 

◆ 現実を受け入れて変化を楽しむ

 

 

◆ 「弱いつながり」から結婚へ

 

◆ 心身の健康から自己肯定感は生まれる

 

◆ 条件をユルメル「キャンペーン

 

◆ 男性も見た目が第一

 

◆ 「上手に話す」前に聞く

 

 

◆ 場数を踏もう

 

◆ プロフィール写真は笑顔で

 

◆ エンジンは多いほどよい

 

◆ 阿川佐和子ショックはシニア婚を変える

 

◆ 若さを求める日本社会

 

 

 

この本は、晩婚のための婚活をしてきた人たちを数多く取材し、そのありのままの姿や本音を集めているので、リアリティがあって参考になります。

 

 

また、著者自ら30代で再婚した経験を重ね合わせて紹介することで、さらに説得力を増しています。

 

 

あなたも本書を読んで、「晩婚時代の幸せのつかみ方」について学んでみませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を

 

 

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