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『ハーバード・ビジネス・レビューEIシリーズ 幸福学』

世界14カ国のエグゼクティブが愛読する『ハーバード・ビジネス・レビュー』で期待を集めているEI(Emotional Intelligence)シリーズが和訳されることとなり、最初のテーマとなった「Happiness(幸福学)」を取り上げた本が刊行されました。

 

 

本日紹介するのは、ハーバード・ビジネス・レビュー編集部 編で、DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー編集部の訳による、こちらの書籍です。

 

 

ハーバード・ビジネス・レビュー編集部 編『ハーバード・ビジネス・レビューEIシリーズ 幸福学』(ダイヤモンド社)

 

 

この本は、世界最高峰のマネジメント誌『ハーバード・ビジネス・レビュー』に掲載されたEI関連の論文や記事を、テーマ別にまとめたものです。

 

 

 

本書は以下の8部構成から成っています。

 

 

1.職場での幸福は重要である

 

2.幸福の心理学

 

3.「否定的な感情がない」ことが「幸福」ではない

 

4.インナーワークライフの質を高める「進捗の法則」

 

 

5.幸福のマネジメント

 

6.職場での幸福について、見落とされていること

 

7.幸福追求のパラドックス

 

8.幸福の歴史

 

 

 

この本の冒頭で、前野隆司教授は、幸福学とは何かを考えるときに、次の3つの側面があると説明しています。

 

 

◆ Hapiness Study(気分、感情、ワクワク、短期的な幸せ)

 

◆ Well-being Study(健康、幸せ、福祉)

 

◆ Positive Psychology(ポジティブ心理学)

 

 

 

それは、個人主義的なハピネスと、集団主義のウェルビーイング、さらにポジティブ心理学でいうエンゲージメントやフロー、ゾーンといった我を忘れて没頭の状態幸福学研究の対象だ、ということです。

 

 

 

この本の特徴としては、短期的・主観的な感情である「ハピネス」にフォーカスして、幸福学の研究成果が記されています。

 

 

そして、時代は「知識から感情的知性」の時代へと大きく転換しつつあります。

 

 

あなたも本書を読んで、幸福学の役割や将来性について、きちんと学んでみませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を!