『話し方は「声」で変わる』

2018.03.11 (日)

「好ましい声がいつも出せるようになれば、自分に自信が持てるようになるため、心の状態もポジティブになり、それが仕事や人間関係にも好影響をおよぼすようになります。」と説いている本があります。

 

 

本日紹介するのは、NHK新規受信料開拓営業生命保険会社でフルコミッション営業を10年継続した経験を活かして、現在は発声コンサルタントボイスメンタルサポート代表として活躍する島田康祐さんが書いた、こちらの書籍です。

 

 

島田康祐『話し方は「声」で変わる』(フォレスト出版)

 

 

この本は、「心」と「声」が密接につながっていることを示し、「すぐに、習ったことを、思い切ってやる」(=「すなお」と著者は呼んでいます。)ことによって仕事で劇的な効果を生み出し、その効果を実感してもらうために書かれました。

 

 

 

本書は以下の5部構成から成っています。

 

 

1.「心」と「声」は密接につながっている

 

2.自分の本当の声に気づくためにの準備運動

 

3.自分の本当の声を定着させる「発生レッスン」

 

4.営業・接客・面接・会議・プレゼン・・・・での声と話し方

 

5.これだけ変わる!電話応対での声と話し方

 

 

 

この本の冒頭で著者は、ビジネスシーンにおいて、「エッ?」とよく聞き返されることはありませんか?と問いかけています。

 

 

こうした聞き返される経験をしている人は意外と多くて、それは「あなたの声が聞き取りづらい」からにほかならない、と著者は言います。

 

 

聞き取りづらいのは、言い換えると、あなた(相手)の声が本来の声ではないからだと、本書では説明しています。

 

 

 

実は、以下のような「聞き取りづらい声」は、すべて「心の状態」が関係していると著者の島田さんは指摘しています。

 

◆ 小さな声

◆ か細い声

◆ 暗い声

◆ 鼻声

◆ ダミ声

 

◆ モゴモゴとこもる声

◆ 甲高い声

◆ うるさい声

◆ 息苦しい声

◆ かすれた声

 

 

つまり、こうした声になってしまうのは、「もし、商談がまとまらなかったらどうしよう」という不安だったり、プレッシャーのあまり緊張で呼吸が浅くなったりした結果だ、ということです。

 

 

そして、声が聞き取りづらいと、あなたの印象も悪くなり、コミュニケーションも破たんして商談もまとまらないのです。

 

 

人は「話の内容」よりも、その人の「声」を重視するもので、声による「ハロー効果」が関係している、というわけです。

 

 

「ハロー効果」とは、人や物事を評価するとき、第一印象がプラス(マイナス)だと、そのほかのことに対してもプラス(マイナス)の評価を抱くようになる、人間独特の心理的な作用のことです。

 

 

ビジネスでは、「第一印象」が評価のほとんどを決めてしまうため、「ハロー」と挨拶するときの「第一印象」をとくに大事にすべきだと、言われています。

 

 

 

本書の中盤以降には、「声」を出す際のさまざまなテクニックや留意事項が解説されていて参考になります。

 

 

まず、声を出すときの姿勢について、チェックリスト&改善点として次の6点を示しています。

 

 

1.下を向いてしゃべっていませんか?

 

2.背中が丸まっていませんか?

 

3.舌が奥に行っていませんか?

 

4.無表情でしゃべっていませんか?

 

5.拳を強く握りしめていませんか?

 

6.カカトに力を入れていませんか?

 

 

 

そして、以下の「声を出す前の3分間ストレッチ」を日課にしよう、と著者は呼びかけています。

 

 

◆ 目を開けたまま、首を回す

 

◆ 耳を引っ張る

 

◆ 肩に手を当てながら、肩を回す

 

◆ 舌が下の歯の裏についているか、確認する

 

◆ 口角を意識的に上げる

 

◆ 手首をしっかりとほぐす

 

◆ 足の親指に力を入れる

 

 

 

これ以外にこの本では、自分の本当の声を定着させるための「発声レッスン」として、声帯、口の開け方、呼吸法(鼻呼吸・腹式呼吸)などについて、詳述しています。

 

 

詳しく知りたい方はぜひ、この本を手に取ってお読みください。

 

 

さらに、営業・接客・面接・会議・プレゼンなど、様々なビジネスシーンごとに、発声の留意点を著者は解説しています。

 

 

 

とくに、発声の注意点次の通りテクニックを整理しているのは、知っていて意識すると実戦で役立ちます。

 

 

◆ 常に鼻から息を吸い、鼻呼吸を意識して声を出す

 

◆ 口角を上げ、笑顔を心がける

 

◆ 第一声は意識的にやや大きめの声を出す

 

◆ 相手の声のトーンに合わせる

 

◆ 相手のしゃべる速度に合わせる

 

◆ 常に口を開いて話す

 

 

 

これに加えて、挨拶などでの発声のテクニックとして、「母音を意識する」「言葉は3文に区切って発声する」「さわやかでやわらかみのある声を出す」「声のボリュームを一瞬下げる」「声のトーンを上げる」「第一声を大切にする」「メリハリとアクション」などを紹介・説明しています。

 

 

また、電話応対での声と話し方について、最後に整理してまとめて記されています。

 

 

最後に著者は、喉のケアとして、ウーロン茶は適さないと指摘しています。喉にある粘膜を洗い流してしまい、喉がカサカサになってしまうため、ウーロン茶を話す直前は飲まないように、ということです。

 

 

何となく、ウーロン茶健康飲料のイメージがあるため、のどを潤すのに良いものだと、私も誤解していました。

 

 

本書は、「声」の出し方がビジネスの成果に直結することを分かりやすく示し、様々なテクニックを学べるという点で、ぜひお薦めしたい一冊です。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を

 

 

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