『極上の孤独』

2018.04.12 (木)

「孤独ほど、贅沢な愉楽はない。誰にも邪魔されない自由もある。群れず、媚びず、自分の姿勢を貫く。すると、内側から品も滲み出てくる。」と述べている本があります。

 

 

本日紹介するのは、NHKに入局して女性トップアナウンサーとして活躍後フリーになり、文筆活動を行っている下重暁子さんが書いた、こちらの新刊新書です。

 

 

下重暁子『極上の孤独』(幻冬舎新書)

 

 

この本は、「なぜ誰もが孤独を嫌うのか」と問題提起をして、逆に自らを含めた、ある種の人たちは「孤高」「自由」「群れない」などを連想して「孤独」に惹かれ、一種の憧れすら抱くことを紹介しています。

 

 

 

本書は以下の5部構成から成っています。

 

 

1.なぜ私は孤独を好むのか

 

2.極上の孤独を味わう

 

3.中年からの孤独をどう過ごすか

 

4.孤独と品性は切り離せない

 

5.孤独の中で自分を知る

 

 

 

この本の冒頭で著者は、「淋しさ」と「孤独」は別物だ、と指摘しています。「淋しい」とは一時の感情であり、孤独とはそれを突き抜けた、一人で生きていく覚悟だ、と説明しています。

 

 

淋しいと言える段階はまだ甘く、淋しさを自分で解決しようという気はなく、誰かが何とかしてくれないかと他人に頼っている、ということです。

 

 

それに対して、他人に認められずとも、自分だけでいいではないか。「孤独」の中で自分を見つめることは、実に愛しいことではないか、と著者は述べています。

 

 

その後本書では、著者の転校生を繰り返した体験や、失恋の時の思い一人時間に人間観察することで世相を知ることなどが紹介されています。

 

 

どれも興味深いストーリーで想わず惹き込まれて読んでしまいますが、詳細についてはここでは敢えて触れませんので、ぜひこの本を手に取ってお読みください。

 

 

 

また、次の著名人のエピソードや、「孤独」を大切にしているがゆえに、「品」を放っているという紹介です。

 

 

◆ 野際陽子

 

◆ イチロー

 

◆ 中田英寿

 

◆ 山口百恵

 

◆ 安室奈美恵

 

◆ オバマ前大統領

 

◆ 小杉小二郎(洋画家)

 

◆ 良寛

 

 

 

そして、著者の経験として、自らの判断で「日本自転車振興会」の会長を引き受けた時の思いを披露しています。誰にも相談せず、決めた後で確認のために意見を聞いたそうです。

 

 

決め手になったのは以下の3点

 

 

1.競輪という公営競技から上がってきたお金を福祉などにどう使えるか、文化の振興に役立てたい

 

2.官僚の支配下にある男社会で、女の私がどこまで何が出来るか、そのチャンスはまたとない

 

3.組織を知ることは男を知ることになる、物を書いていく上で自分に最も欠けている部分だ

 

 

 

この時の決断も含めて、「孤独でないとカンが鈍る」と著者は指摘しています。孤独の中で決断したことは、結果的に間違いがなく、後悔もない、と述べています。

 

 

この本の最後で著者は、「孤独な人は、いい出会いに敏感になる」と説いています。孤独の中で感性を研ぎ澄ましていると、心が通じ合う人をすぐ見抜くことが出来るそうです。

 

 

あなたも本書を読んで、「極上の孤独」について考えてみませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を

 

 

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