書評ブログ

『エコスタイルの挑戦』

東日本大震災から5年が経ち、再生可能エネルギーへの期待が大きく高まっています。

 

 

本日紹介するのは、企業から一般家庭まで幅広く注目されている「太陽光発電投資」で快進撃を続ける企業を描いた、こちらの書です。

 

 

鶴蒔靖夫『エコスタイルの挑戦』(IN通信社)

 

 

この本は、再生可能エネルギーのひとつである太陽光発電の事業で急成長を遂げ、更なる挑戦を続ける株式会社エコスタイル(代表;木下公貴)の物語を綴った書です。

 

 

地球温暖化に歯止めがかからず、世界各地で異常気象による災害が頻発するなど、地球環境問題は世界的な課題として国際会議の主要議題になっています。

 

 

そうした中で、2011年3月の東日本大震災における福島第一原発の事故を受け、わが国では安全で持続可能なエネルギーとして、再生可能エネルギーが大きな注目を集めています。

 

 

本書では、再生可能エネルギー事業に社運をかけて取り組むエコスタイルの成長の奇跡と今後の将来展望を描いています。

 

 

 

本書は以下の6部構成から成っています。

 

 

1.本格的な再生可能エネルギーの時代が到来

 

2.太陽光発電事業で躍進するエコスタイル

 

3.あんしん太陽光発電エコの輪

 

4.顧客の声がエコスタイルの成長を後押し

 

5.木下公貴のめざす企業ビジョンと人生哲学

 

6.エコスタイルが描く再生可能エネルギーの未来図

 

 

本書には、エコスタイルの成長の原動力になった、同社の経営理念が随所に出てきますが、とくに私が感銘を受けたのは以下の使命経営理念です。

 

 

◆ 子どもたちのため、次世代のために環境を守る義務と責任を遂行する

 

◆ つねにお客様の立場に立って満足度を重視する

 

◆ 広く社会と地球環境に貢献すると共に、全従業員の物心両面の豊かさを追求する

 

◆ あんしん価格、あんしん施工、あんしん保証、という事業運営の3本柱

 

◆ さらに、あんしんのアフターフォローとあんしんの絆を加えた5つのあんしんで顧客満足を追求

 

 

さらに、京セラ創業者で会社更生法を適用され倒産した日本航空(JAL)のトップとして再生を果たした稲盛和夫さんの経営哲学に共感して、木下社長自らが考案したという、以下の「成功と永続への行動指針」は心に響きます。

 

 

1.すべてに誠実であること

 

2.すべてに挑戦すること

 

3.すべてに努力すること

 

4.すべてに謙虚であること

 

5.すべてに感謝すること

 

 

稲盛和夫さんの教えは、「企業が存続するためには、企業の存在意義がなければいけない、社会における存在意義がなければ、企業は衰退する」というものです。

 

 

この言葉に触発されて、木下社長は現在のエコスタイルを作ってきた、と言います。

 

 

企業経営においてもっとも大切なのは、「社会での存在意義」だと言えるでしょう。

 

 

あなたも本書を読んで、経営の真髄を学び、世界的な課題である地球環境問題について考えてみませんか。

 

 

 

速読法・多読法が身につくレポート 『年間300冊読むビジネス力アップ読書法「17の秘訣」』無料で差し上げます。ご請求はこちらをクリックしてください!

 

 

https://jun-ohsugi.com/muryou-report

 

 

では、今日もハッピーな1日を

 

 

自分が主役の人生設計ができる読書術

無料レポートはこちら »