書評ブログ

『知の仕事術』

「混迷深まる現代を知的に生きていくためには、情報や知識だけではなく、さらに深い思想が必要だ。」と提唱している本があります。

 

 

本日紹介するのは、作家詩人でもあり、また書評翻訳など多くの分野で活躍する池澤夏樹さんが書いた、こちらの新刊新書です。

 

 

池澤夏樹『知の仕事術』(集英社インターナショナル新書)

 

 

この本は、芥川賞作家池澤夏樹さんが、小説だけではなく、時評書評を執筆し、文学全集を個人編集する、その碩学の秘密を初めて公開した「知のノウハウ」とも言える書です。

 

 

 

本書は以下の12部構成から成っています。

 

 

1.新聞の活用

 

2.本の探しかた

 

3.書店の使いかた

 

4.本の読みかた

 

5.モノとしての本の扱いかた

 

6.本の手放しかた

 

 

7.時間管理法

 

8.取材の現場で

 

9.非社交的人間のコミュニケーション

 

10.アイディアの整理と書く技術

 

11.語学習得法

 

12.デジタル時代のツールとガジェット

 

 

本書の冒頭で著者は、混迷深まる現代を知的に生きていくためには、「情報」や「知識」だけではなく、さらに深い「思想」が必要だ、と言います。

 

 

すなわち、生きるためには、軽い順に1「情報」、2「知識」、3「思想」が必要です。「情報」はその時々に起こっていること、怒ろうとしていること。いわば日付のあるデータで、たったいまの世の中を知るには、これが欠かせません。

 

 

次に、「知識」はある程度まで普遍化された「情報」しばらくの間は通用する「情報」であって、普通にものを考えるときには、これが土台になります。

 

 

最後に、「思想」とは、「情報」や「知識」を素材にして構築される大きな方針です。個人に属するものもあり、多くの人に共有されるものもあります。それ自体が人格を持っていて、成長、統合、分裂などして人類全体の運命を導きます。そこには、「哲学」「宗教」まで含む大きな器です。

 

 

この本では、著者の池澤さんが、こだわっている「知のノウハウ」として、以下のような点を強調しています。

 

 

◆ 世の中で何が問題か、世界の見取り図は、紙の新聞は必須

 

◆ インターネットの記事は、深さにすぐれているがひろがりが欠点

 

◆ 情報、知識、思想の源泉は「本」

 

◆ 書評は、いい本を長く書いて紹介すべき

 

 

◆ リアル書店、とくに大型書店での本との出会いを大切に

 

◆ 本は速読と精読を組み合わせ、相性も大切

 

◆ 日々のインプットとアウトプットを充実させるために「月刊計画表」による時間管理を

 

◆ 電子書籍は、小説など一方向に通読する本で使う

 

 

その他、本書の後半では、メモの取りかた、アイデアの整理法、語学習得法、デジタル時代のツールやガジェットについて、解説されています。

 

 

あなたも本書を読んで、知的に生きていくための「知のノウハウ」を学びませんか。

 

 

 

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では、今日もハッピーな1日を

 

 

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