「習慣は自然には身につかない。努力が必要。だから 習慣力。」と述べて、習慣化のコツを解説している本があります。
本日紹介するのは、１９５７年生まれ、京都大学法学部を卒業後、東京銀行へ入行し、米国ダートマス大学タック経営大学院へ留学してMBAを取得、その後、国際コンサルティングにあたり、現在は十数社の非常勤取締役や顧問を務めるほか、名古屋大学客員教授、経営コンサルタントとして活躍する小宮一慶さんが書いた、こちらの書籍です。
小宮一慶『ビジネスマンのための「習慣力」養成講座』（ディスカヴァー携書）
この本は、読者に「習慣力」を身につけて実践してもらうことを目的として書かれました。とくに、実践を「楽しむ」ことを目指して記されています。
本書は以下の３部構成から成っています。
１．「習慣力」のある人とない人
２．習慣力を身につける具体的な方法
３．成功する人の習慣
この本の冒頭で著者は、マズローの欲求五段階説を説明し、自己実現は、よい習慣がつくると説いています。
そして、習慣化のコツは以下の６つだと説明しています。
◆ メリットを十分に享受していること
◆ 強制されること
◆ 日常生活に組み込まれている
◆ 切磋琢磨できる仲間がいる
◆ 人から注目されること
◆ 志がある
また、習慣化ができない人には「理由」があって、「できない」を「できる」に変えるには、次の７つのポイントがある、と本書では解説しています。
１．段階を設けて、都度、達成感が得られるようにする
２．長期的な成果を見据えたうえで、それを細かな段階に分け、都度、成果を確認して達成感を得ながら進める
３．目標を目に見える場所に記しておく
４．やるべきことに必要なものを、目に見えて、すぐ手の届くところに置く
５．強制力を持たせているか
６．和気藹々なチームになってしまわないか
７．志を持つこと
次に、習慣力を身につける具体的な方法は、以下の２つのフェーズで、ステップは次の１～５までになります。
１．とにかく始める
２．忘れないで、行動し続ける
３．メリットを感じる
４．やらないと気持ち悪い
５．無意識でやっている
この本の最後には、成功する人の習慣が、全部で１４、やめるべき習慣が軽８個、掲載されています。
詳細を知りたい方はぜひ、本書を手に取って、ご覧ください。
あなたも本書を読んで、習慣力を身につけてみませんか。
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では、今日もハッピーな１日を！
