「器用さと根気は反比例する。不器用な人ほど成功する。」と説いている本があります。
今日紹介するのは、中谷彰宏さんの、こちらの書です。
中谷彰宏『不器用な人ほど成功する』（ダイヤモンド社）・（PHP文庫）
この本は、人生の成功には何が必要か、という問いに答える内容になっています。
とくに、思い通りに生きられない人たちに向かって、「器用さ」よりも「根気」が大切なことを伝えて、勇気を与えてくれます。
本書は、どんなピンチのときも諦めない力をくれる１０１のヒントから構成されています。
私がとくに 感銘を受けて、印象に残ったもの を中心に、以下に紹介します。
１．人生はボートのようなもの。過去を押しやりながら見えない背中のほうに向かって進んでいく
２．あれくらいバカでないと成功なんてできない
３．誰にでもできることができなくてもかまわない。そんなことは誰かにまかせておけばいい
４．８時間あればこの大木を切れる。うち６時間はオノを研ぐ時間
５．「クソッ」とつぶやいたところに、チャンスがある
６．本番では今さらガンバっても始まらない。力を抜こう
７．チャンスはタクシーの空車のようなもの。今通り過ぎた３台が、最後の空車
８．春に咲かなくても、水をあげ続ける人の庭では、秋には満開の花が咲く
９．すべてのものは、私たちが持っているのではなく、神様から預かっているだけ
１０．成功する人には、必ず空白の時代がある。
１１．「忙しくて本が読めない」 そういう人のカバンに１冊の本も入っていない。
１２．恐怖は夢の中のオバケと同じ。あなたの作りだした幻影に過ぎない。
１３．世の中不公平だと言っているうちは、努力を怠っている
１４．迷った時の三原則； ①まっすぐ、②坂をのぼる、③引き返さない
１５．誰も味方がいない人には、神様という最強の味方がくる
１６．コントロールの悪いピッチャーの方が打たれにくい
１７．ニコニコ笑っている人間を、殴れる人はいない
１８．結局、いつ踏み出したかの差でしかない。
１９．ノーヒットノーランの陰には、必ず野手のファインプレーがある
２０．人生に目的なんていらない。好きでやってればいいんだ。
２１．家で、成功の順位が決まる
３位； 仕事場の最も近くに住む人
２位； 仕事場から最も遠くに住む人
１位； 帰る家のない人
２２．ムダになる日は、１日もない
著者の中谷さんは、多数のビジネス書を出版していて、心に響く言葉が次々に出てきて、内容も分かりやすい。
あなたもぜひ本書を手に取って、ヒントを得て人生をいい方向に導きませんか。
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では、今日もハッピーな１日を！
