『神保町「ブックハウスカフェ」安藤哲也トークショー報告』

2018.07.17 (火)

昨週、2018年7月12日(木)に、安藤哲也さんをゲストにお迎えし、自らの体験をもとに、「新しい働き方」について、本音を語っていただくトークショーを開催しました。概要は以下の通りです。

 

 

1.日 時; 2018年7月12日(木)19:00~20:30

 

2.場 所; 神保町「ブックハウスカフェ」

      東京都千代田区神田神保町2-5北沢ビル

 

3.内 容; 安藤哲也トークショー

     (テーマ) 新しい働き方への道

 

4.参加費; 3,000円(懇親会付)

 

5.書籍;『定年後不安 人生100年時代の生き方』(大杉潤・角川新書)を販売

 

6.その他; トークショー終了後に懇親会(ドリンク付)

 

 

会場には18時20分頃に到着して、設営準備を行いました。1階奥の部屋の会場はこんな感じです。

 

 

 

まず最初に、ブックハウスカフェオーナー・今本義子さんから挨拶をいただきました。

 

 

続いて、ゲストの安藤哲也さんを紹介して、まず自己紹介とご挨拶をしていただきました。

 

 

安藤さんは、明治大学を卒業後、9回も転職されて、現在は、NPO法人ファザーリング・ジャパンを設立して、「笑っている父親を増やす」活動で、絵本の読み聞かせで全国を歩いています。

 

 

また最近は、管理職養成事業「イクボス」で全国の企業・自治体での研修も数多く手がける一方、昨年には、ライフシフト・ジャパン株式会社を立ち上げて代表取締役に就任して、全国のライフシフターを紹介しています。

 

 

 

トークショーでは、私 大杉潤が聞き手となって、まず安藤さんが小さい頃に好きだったことから伺いました。

 

 

安藤さんは、小学校低学年から、人と同じことをするのが嫌いで、例えば学芸会のシナリオを自ら書き換えてしまい、当時流行っていたドリフターズの寸劇の形にしてしまって、本番では主役ほかの生徒がそれを演じ、大盛り上がりとなったそうです。

 

 

ただ、後で先生や父兄はカンカンで、母親は呼び出しをくらって説教された、と言います。ただ、図工の先生だけはそれを褒めてくれて、とても嬉しかったので、図工の先生の部屋によく遊びに行ったそうです。

 

 

中学校は、中高一貫の私立・明大附属中野中学に入学。男子校だったため馴染めず、すぐに登校拒否になってしまいました。

 

 

ただ、何とか進級すると、ロックバンドとの出会いで、元気になります。中学では、ロックバンドの同好会も作り高校でもバンド活動をしていました。

 

 

明大附属中野高校は、生徒の30%しか明治大学への推薦入学ができなかったそうで、何とか推薦枠のぎりぎりの成績で卒業。大学では軽音楽部に入部しました。

 

 

明大・軽音楽部は名門で、宇崎竜童・阿木曜子夫妻など音楽界で活躍しているOBも数多くいます。

 

 

 

大学4年になっても就職活動を一切していなかった安藤さんは、途中でマズイと気づき、音楽の次に好きだった本に関わる仕事、ということで出版社を20社ほど受けましたが、すべて不合格。

 

 

年も明けて、ふと目にした小さな出版社の社員募集の広告を頼りに面接に行ったところ、すぐに採用が決まり、卒業前から働き始めることになりました。

 

 

全国の書店を回る営業の仕事で、試用期間の1年は頑張ろうと思い、1年後に正式採用になったタイミングで退職を申し出て、社長もビックリしたそうです。

 

 

次に仕事をしたのも音楽系の出版社。ここでも、営業で書店を回る仕事をしながら、書店でアルバイトもしていたそうです。

 

 

やがて、このアルバイトの書店員が本業となり、大塚の田村書店の3代目店長になります。

 

 

いろいろと棚を工夫するのが楽しかった、と安藤さんは当時を振り返って言います。例えば、NHK大河ドラマが流行っている時に、歴史的な背景を簡単に知ることが出来る年表のような本はないか、とお客様に聞かれ、いろいろと探した末、教科書を作っている山川出版の『日本史図録』という本を大量に仕入れて売り捌きました。

 

 

この本は、とても分かりやすかった上に、値段も手ごろで、口コミで大手書店でも真似て大量に扱うことになり、次々に売れたそうです。

 

 

さらに、この書店での成功がきかけになり、安藤さんは、千駄木の「往来堂書店」プロデュースすることになりました。

 

 

当時、池袋に大型書店の象徴でもあるジュンク堂本店が開店したのと同時期に、普通の書店とは違った特徴を出す、ということで、「文脈棚」という出版社別ではなく、内容・テーマ・ジャンル別に棚を作るというユニークなコンセプトの書店を目指しました。

 

 

取次に媚びて、どのような書店でも同じような棚になる、ということを避けたかった、ということです。

 

 

この時の安藤さんの奮闘ぶりは、『本屋はサイコー』(新潮OH!文庫)に詳しく書かれています。

 

 

 

さらに、糸井重里事務所などを経て、e books の世界へ入り、NTTドコモのクロスメディアで、紙の書籍の電子化に取り組み、楽天ブックスへと転身します。

 

 

楽天で、忙しい働き方をしている同僚を見て、これではいけないと感じて、自らは正社員で働く妻と家事分担子育て(とくに送り迎え)をしながら、新しい働き方を広めていきます。

 

 

おもしろかったのは、楽天で机を並べる2つのチームで、たまたま安藤さんが率いるチームと、隣りのチームとで、新婚カップルがまとめて誕生した時期があったそうです。

 

 

見事なまでに、自由な働き方をしている安藤さんのチームだけに、すべて子どもが生まれ隣りのチームの新婚カップルには一人も子どもが出来なかった、と言います。

 

 

やはり日本の少子化は、父親の働き方にも問題があることを痛感したそうです。

 

 

さらに、2006年に奈良で起きた少年による自宅放火殺人事件が、児童虐待により起こったことに衝撃を受けて、ファザーリング・ジャパンに向けての活動を、安藤さんは開始します。

 

 

当時、楽天では上層部の理解があり、会社公認で活動をしていましたが、軌道に乗ったタイミングで楽天を退職して、この活動に専念しました。

 

 

最初に手掛けて事業が「パパ検定」で、なかなか予算の承認が得られず、やむを得ず自費で借金をして、事業を立ち上げたそうです。

 

 

検定の受験者が目標まで届かずに大きな赤字となったそうですが、数多くのメディアが「パパ検定」に注目して報道し、広告宣伝効果は50億円以上、と言われるほど、有名になりました。

 

 

 

その後は、タイガーマスク基金タイガーマスク原作者・梶原一騎氏の妻とともに立ち上げ、孤児施設で大学へ行けない子どもたちの進学支援をしています。

 

 

そして昨年は、リンダ・グラットンのベストセラー『ライフ・シフト』(東洋経済新報社)に影響を受けて、ライフシフト・ジャパン株式会社を設立、私もその縁で安藤さんと出会いました。

 

 

この会社は、全国のライフシフターを紹介する事業を行っていて、人生100年時代の「新しい働き方」を広め、幸せな人生を送るための情報発信をしています。

 

 

私も、34人目のライフシフターとして、同社のWEBサイトにて紹介されました。

 

会社員を経て独立。働く期間を3ステージに分ける「トリプル・キャリア」という人生設計図で生涯現役を目指す/大杉潤さん(コンサルタント・研修講師・執筆業。ライフシフト年齢57歳)

 

 

トークショーの後半では、今後の安藤さんの目標や夢について、伺いました。

 

 

安藤さんは、次の3つが同時に実現できる環境があれば、どこにでも行きます、といろいろな自治体にお話ししている、ということです。

 

 

1.図書館の館長

 

2.地元ラジオのDJ

 

3.ロック・バーの店長

 

 

 

これまでの安藤さんの活動の集大成という感じの生き方で、強く共感します。すでにいくつかの自治体から打診もある、ということで、凄いパワーに圧倒されます。

 

 

 

最後に、参加者の皆さまと記念撮影をして、トークショーは終了となりました。

 

 

  

 

 

また、私 大杉潤の最新刊著書『定年後不安 人生100年時代の生き方』(角川新書)の割引販売もさせていただきました。

 

 

『定年後不安 人生100年時代の生き方』

 

 

この後、懇親会で参加者の皆さんで交流や、安藤さんへの追加質問などで盛り上がりました。

 

  

 

 

ご参加いただきました皆さま、ほんとうにありがとうございました。

 

 

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では、今日もハッピーな1日を

 

 

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