『50代からの稼ぐ力 : 会社にも年金にも頼らず生きる方法』

2019.02.26 (火)

「50歳までに出世していなくても『稼ぐ力』さえあれば、自分の好きな人生を生きることができる」と提唱している本があります。

 

 

本日紹介するのは、マッキンゼー・アンド・カンパニーの元日本支社長で、世界の大企業やアジア・太平洋における国家レベルのアドバイザーとして活躍、現在はビジネス・ブレークスルー(BBT)代表取締役会長BBT大学学長大前研一さんが書いた、こちらの書籍です。

 

 

大前研一『50代からの稼ぐ力 : 会社にも年金にも頼らず生きる方法』(小学館)

 

 

この本は、年金支給70歳あるいは75歳となる時代を見据えて、人生100年時代の自分の人生を輝かせるために必要な「稼ぐ力」をどう身につければよいか読者への提言をまとめたものです。

 

 

 

本書は以下の8部構成から成っています。

 

 

1.はじめにー「稼ぐ力」は “ 見えない貯金 ” である

 

2.近未来 2040年に「老後」は存在しない

 

3.思考改革 人生を「国任せ」にするな

 

4.実践編1 会社を実験台にして「稼ぐ力」を身につける

 

 

5.実践編2 お金を生む発想力を磨く

 

6.実践編3 稼げるビジネスはこれだ

 

7.終活編 稼いだお金は死ぬまでに使い果たそう

 

8.おわりにー稼ぐ「発想力」の鍛え方

 

 

 

この本の冒頭で著者は、「2040年に “ 老後 ” は存在しない」と指摘し、「答えがない時代」を生きるための能力として、次の3つを挙げています。

 

 

◆ いくつかの答えの可能性が論理的にスッと抽出できる能力

 

◆ みんなをその気にさせて議論を引っ張っていくリーダーシップ

 

◆ 問題の全体操をパッとつかみ、見えていないものでも見えるようにする構想力

 

 

 

さらに近未来社会の姿を考える時、いま40代・50代のサラリーマンは、死ぬ瞬間に「楽しくて充実した人生だった」と言えることを目標に、そこから逆算して残りの会社人生と定年退職後の人生を設計すべきだ、と著者は提唱しています。

 

 

 

本書で提示しているポイントは以下の通りです。

 

 

◆ 出世競争で負けても、人生の競争では勝てる

 

◆ 自分の人生は自分自身で操縦桿を握ってコントロールすべき

 

◆ 21世紀の新・経済原則は「見えない大陸(=インビジブル・コンチネント)」として、4つの空間で成り立つ

 

◆ 実体経済・サイバー経済・ボーダレス経済・マルチプル経済の4つの要素で、富はプラットフォームから生まれる

 

◆ 世界で反映しているのは、国ではなく「地域」(シリコンバレー、サンフランシスコ・ベイエリア、深圳、シンガポール)

 

 

 

この本で著者が提案している「稼ぐ力」を身につけ、会社にも年金にも頼らず生きる方法は、次のような項目がポイントになっています。

 

 

◆ 明確なライフプランを定める(遅くとも50代に始める)

 

◆ 屋内でやること、屋外でやること、1人でやること、友人とやること、という4つのマトリクスを作って考える

 

◆ 死んだ時にお金を余らせない

 

◆ 「月15万円」を目標に稼ぐ

 

 

◆ 会社にいる間にスキルを磨く

 

◆ サイバーマーケティングが有望(マーケティング・オートメーションなど)

 

◆ デジタルの河を渡れ、サイバー空間は習うより慣れろ

 

◆ サイバー空間とリアル空間をつなぐ(スキャンマン、スクエア、アリペイ、ウィーチャットペイ、オプティムを理解する)

 

 

 

そして、シニア起業のカギは「アイデア」だと指摘し、その発想力を磨く方法を紹介しています。

 

 

著者が学長を務めるBBT大学自らの講義の柱としている「RTOCS(Real Time Online Case Study)」というメソッドで、現在の「誰か」に自分が成り代わり、その人の立場になって発想するというトレーニングです。

 

 

 

本書の最後で著者は「稼ぐ力」の大前提は、新しいビジネスモデルを生み出す「発想力(イマジネーション)」や「創造力(クリエイティビティ)」だ、と述べています。

 

 

実は、新しいビジネスモデルを生み出すことは決して難しくない、と著者は言います。

 

 

その方法は、事業を何か一つ選び、妄想を膨らませること。それは休日がいい、ということです。

 

 

とにかく数をこなすことが重要で、著者がBBT大学で提供する「RTOCS」は格好の脳トレになるそうです。

 

 

 

この本は、私が昨年出版した『定年後不安 人生100年時代の生き方』(角川新書)で提唱してきた「トリプルキャリア」の人生設計とまったく同じコンセプトで、「稼ぎ続ける力」をつけることが人生100年時代を幸せに生き抜く秘訣だと教えてくれています。

 

 

あなたも本書を読んで、50代からの「稼ぐ力」を身につけ、定年後の人生を輝かせてみませんか。

 

 

 

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