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飯島勲『リーダーの掟』(プレジデント社)

飯島勲氏は、知る人ぞ知る、政治家の名秘書だ。小泉純一郎元首相の秘書官として、懸命の仕事をした。とくにマスメディア対応には心を配って成功させたと思う。

 

飯島氏は、段取りの名手であり、首相がいかにして判断や政策の実行ができるかに腐心されている。その神髄は、徹底的な準備作業とトップに決断させるタイミングと迫り方だ。

 

その仕事ぶりは、ロシアのプーチン大統領も絶賛したとのことで、今日の日ロの接近ぶりの元を作ったのが飯島氏だと言えよう。

 

本書では、小泉政政権時の意思決定について詳しくエピソードを紹介している。飯島氏がどうように事前準備や段取りをしていたのか、その内幕を暴露している。

 

本書を読めば、秘書である飯島氏の役割の重要性がよくわかる。ある意味で、政治家の実力は秘書次第、ということだ。また、第2章では野村克也元監督との対談が収録されていて興味深い。

 

ビジネス界の方々に、ぜひ読んでもらいたい一冊だ。