書評ブログ

成功する定年起業に必要な『読書をお金に換える技術』

「書店での出逢いが人生を変えた」、「稼ぐためだけの読書があってもいい」と説き、「お金持ちが続けている本音の成功読書術を」を公開した書籍が出版されました。

 

経営コンサルタントとしての経験を活かし、10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの対話によって得た事実とそこで培った知恵を活かして執筆活動を続ける千田琢哉さんの新刊書を今日は紹介します。

 

千田琢哉『読書をお金に換える技術』(ぱる出版)

 

この本は、著者の千田さん自身の読書体験がベースになっています。千田さんは本書の冒頭で、「サラリーマン時代から現在に至るまで継続的に稼ぐことができたのは本のおかげだった」と述べています。

 

とくに学生時代に貪り読んだ「中村天風」「安岡正篤」「松下幸之助」の本の話を経営者たちにしたことで、多くの仕事に結び付いたということです。

 

「今こうして本を書いて生きていられるのも、これまで膨大な本を読んできたおかげ」だし、「ちゃんと思い出せばきりがないくらい、私は本のおかげでお金を稼がせてもらった」と著者は言います。

 

そうした著者の体験をベースに本書は、「お金を稼ぐための読書術」50項目に整理していますが、その中で私がとくに共感し、感銘を受けた項目を以下に紹介します。

 

1.つべこべ言わず、まずベストセラーを買え
2.自分と相性のいい作家と出逢ったら勝ち
3.流行に関係なく好きなジャンルをとことん掘り下げろ
4.「ビジネス書・自己啓発書ばかり読んでいるとバカになる」は嘘
5.スタート地点が自分と同レベルの著者は狙い目

 

6.具体例が豊富な本はお買い得
7.コンサル本はその著者の最初のベストセラーに注目しろ
8.著者プロフィールはブランディングの教材
9.20年以上増刷を繰り返している成功哲学書は本物
10.長期的に成功したいなら長期的に成功している著者の本を読む

 

11.ピン!ときた箇所にはその場で付箋を貼っておく
12.命がけの暴露本は最高の情報
13.出かける際には必ずペンと本を携帯する
14.本棚は背表紙をすべて眺められるものがいい
15.アイデアを出したければ本棚を眺めてピン!ときた数冊をパラパラめくる

 

16.本棚に難しい本が並んでいる人より簡単な本が並んでいる人のほうがお金持ち
17.贔屓の著者が発信している情報にはすべて目を通しておく
18.新人著者でブレイクする人を予測してみる
19.身近で一番稼いでいる人が贔屓にしている著者を聞いてみる
20.成功者たちの推薦本はそのまま鵜呑みにしない

 

21.「やっぱり原書を読むべきだ」という正論は無視していい
22.一瞬で理解できないことは今のあなたには必要ないということ
23.本は最後まで読まなければならないのではなく読んでもいいのだ
24.100冊単位で人脈は入れ替わり年収がアップしていく
25.「読書→挑戦→対話」の ∞ サイクルが成功の秘訣

 

 

本書の主張は、常識的に言われている「読書論」とはやや趣を異にしています。お金を稼ぐということを厳しく追及する著者の姿勢が、体験に裏付けられて書かれているため説得力があります。

 

常識的に言われていることと違う点も、はっきりと言い切っているため、歯切れの良さを感じます。見栄を張って難しい原書を並べている本棚よりは、やさしいビジネス書を並べている本棚を持つ人の方がお金持ちが多い、というのは真実でしょう。

 

また本は必ずしも最後まで読まなくいてはいけないという常識もきっぱりと否定、むしろ「最後まで読んでもいい」というくらいの意識が大切だということです。

 

本書で薦める「読書の技術」は概ね、私の「多読法」と共通しています。そういう意味で、私の実践する「読書術」も実は、お金を稼ぐための「読書」になってきている、ということでしょう。

 

皆さんも定年前起業定年起業をする際には、「お金を稼ぐ」ことを念頭に置いた読書のあり方を追求していくべきだと思います。

 

では、今日もハッピーな1日を!