吉田裕子『人生が変わる読書術』(枻出版社)

2014.11.21 (金)

吉田裕子さんは、東京大学教養学部超域文化科学科を学科首席で卒業し、大学受験予備校や私立高校にて、古文・現代文を教えている。また、大人向け古典講座や老人ホームでの朗読教室を開催している。

 

本書は、著者の読書経験をもとに、「正しい本の読み方を教える」というコンセプトにて編集された書籍だ。本物の知識と教養がグングン身に付く、というキャッチも大袈裟ではない。

 

本書は、以下のような悩みを持つ人には最適で、こうした悩みを念頭に書かれていいる。

 

1.本を読んでもなかなか身につかない
2.読んでも10分ほどで飽きてしまう
3.1回読んだだけでは理解できない
4.読むのが遅い
5.何から読んでいいかわかなない
6.つい同じような本を買ってしまう
7.どうやって読んでいいのかわからない
8.読んでない本が増えていく一方でプレッシャーになっている

 

この本は全編を通して、「あなたの本の読み方、間違っていませんか?」と問いかけている。まず、著者の吉田さんは、読書が人生を変える理由として、以下の3つが相乗作用を起こすからだ、という。

 

1.読書は最強の情報収集法
2.読書は最良の自己研鑽法
3.読書は最上の人生充実法

 

本書は、「人生が変わる読書術」を様々な視点から紹介しているが、大きく以下の7部門で構成されている。

 

1.読書はコストパフォーマンス最大の学びだ
2.読書に関する7つの誤解
3.読書の技法
4.読書は一冊から無限に展開せよ
5.本に出会う場
6.古典的名著で人間的な深みを増せ
7.これだけは読みたい大人の教養書カタログ

 

まず本書の冒頭では、スティーヴン・コヴィー氏の名著『七つの習慣』(キングベア出版)を例に採り上げて、読書がどれだけコスト・パフォーマンスに優れているかを説いている。

 

その後で、電子書籍の活用、一流の人生の学びを吸収すること、伝記・自伝や名言に出会うことの意義を紹介している。

 

私の読書に対する考え方と本書で主張する読書のススメは、多くの点で一致し、きょうかんできる部分が多い。また、本書は全編を通じて、推薦する書籍を写真や要約付で紹介してくれていて、それだけでも読む価値がある。

 

読書が大好きな人はもちろん、読書をむしろ苦手にしている方々こそ、ぜひ本書を手にしてほしい。読書によって人生を変えるキッカケにもなり得る本書を、できる限り多くの方々に心から推薦したい。

 

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